目の上のたるみを一気に解決!眉下切開の名医がわかるサイト > これですべてわかる 眉下切開について > そのまぶたのたるみ、もしかしたら病気かも!?

病気

「眠そうにみえる」「視界が狭くなった」など、まぶたがたるむことで悩んでいる人もいるのではないでしょうか。これらは単なる加齢だけでなく病気のサインかもしれません。まぶたが垂れ下がる病気として代表的なものが、眼瞼下垂(がんけんかすい)です。

これまでは中高年の割合が多い病気でしたが、現代では20~30代の人が発症することも珍しくありません。ほかにもまぶたのたるみの原因として、重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)や上眼瞼皮膚弛緩症(じょうがんまぶたひふしかんしょう)という病気が関係している可能性も。ここでは、それぞれの病気についてまとめています。

まぶたのたるみの原因となる病気

眼瞼下垂(がんけんかすい)

眼瞼下垂は上まぶたが垂れ下がった状態のことです。先天性と後天性に分けられ、先天性の場合はまぶたを引っ張る筋肉の眼瞼挙筋(がんけんきょきん)に発育異常が起こることで発症。

後天性の場合、まぶたを引っ張る腱膜に異常が起こり発症します。後天性の眼瞼下垂は年齢によるものが主ですが、最近ではコンタクトレンズの長時間使用が眼瞼下垂の原因となることがわかってきました。

眼瞼下垂はまぶたを引き上げる手術で治療できます。まぶたの余っている皮膚を切開し、眼瞼挙筋を短縮し、たるみを改善。施術後に皮下出血や眼瞼腫脹(がんけんしゅちょう)が生じることもありますが、数週間で治まります。また保険が適用されるため、自己負担を減らして治療を受けることが可能です。

重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)

重症筋無力症は筋肉が弱くなり、手足を少し動かしただけで疲れてしまい、力が入らなくなる病気です。全身の筋力が弱くなることで、疲れやすくなることも。顔の筋肉が弱まることで、まぶたが下がる眼瞼下垂や物が二重に見える複視(ふくし)などの症状が出る場合があります。

自己抗体検査や胸腺画像を確認したうえで治療法を決定。検査結果をもとに有効な治療を組み合わせ、症状の改善を目指します。

薬物治療

内服薬を使用し、症状の改善を目的とする治療法。処方される抗コリンエステラーゼ薬は、神経伝達を助けるアセチルコリンの働きをサポートする薬です。即効性がありますが、筋力を改善する力が強いものの効果は一時的なものでしかありません。

胸腺(腫)摘除術

画像診断検査で胸腺腫が見つかれば、胸腺腫摘除術を検討します。胸腺腫が生じない全身型の場合は、年齢や症状、自己抗体検査結果などを行なったうえで、治療方針を決定するそうです。

ステロイド治療

副腎から分泌される副腎皮質ホルモンを人工的に合成した薬がステロイドです。アセチルコリン受容体の抗体の発生を抑制し、神経から筋肉への信号伝達をスムーズにしてくれます。筋力が回復しますが、効果を保つためには長期間薬を服用しなければなりません。

上眼瞼皮膚弛緩症(じょうがんまぶたひふしかんしょう)

上眼瞼皮膚弛緩症は、偽性眼瞼下垂(ぎせいがんけんかすい)とも呼ばれる症状です。まぶたが十分に上がっているものの、まぶたの皮膚のたるみが強く庇(ひさし)のようになり視界が狭くなります。

加齢とともに現れる症状で、手術で治療が可能です。まぶた部分の余っている皮膚を切除するだけなので、難しい施術ではありません。手術後の腫れは、通常1~2週間でほとんどなくなるそうです。傷跡は二重の線に隠れるため、目立ちません。施術後はたるみが解消され、眼が大きくなり、二重まぶたのラインがはっきり見えます。

肩こりや頭痛、眼精疲労の原因になることも

筋肉が収縮することで、皮膚が骨側に引っ張られてまぶたが開きます。しかし、眼瞼下垂や重症筋無力症、上眼瞼皮膚弛緩症を発症すると、まぶたが開きにくい状態に。無理に開けようとしてまぶたに力を入れると、肩こりや頭痛、眼精疲労に繋がります。

眉を上げるときに働く「前頭筋(ぜんとうきん)」は、頭から額、肩までつながっている筋肉です。この筋肉にストレスがかかってしまうと、肩こりや頭痛を引き起こす可能性があります。

また目が開けづらくなることで眼精疲労になる可能性もあります。視界が狭くなるとテレビ画面の上部が見えにくくなったり、車の運転中に信号を確認しづらくなったりします。

眼精疲労の状態になってしまうと、目の奥の痛みや目のかすみ、充血といった症状が現れます。ほかにも視界の狭さが原因でケガをしたり、交通事故を引き起こしたりする可能性もあるので注意が必要です。

編集部より

症状に合う治療を受ければたるみを解消できる

まぶたのたるみにかんする病気について調べた結果、眼瞼下垂だけでなく、重症筋無力症や上眼瞼皮膚弛緩症といった症状があることがわかりました。「たるみ」という症状は同じでも、治療法が異なります。

治療方法を間違ってしまうと、症状が改善されるどころか悪化してしまう可能性も。また、たるみを放っておくと肩こりや頭痛、眼精疲労にもつながります。それぞれの症状に合った治療を受けてください。

しかし最適な治療を受けたくても症状だけでは、自分のたるみの原因になっている病気を判断するのは難しいでしょう。的確な診断をしてもらうには、目の周りの施術を得意とするクリニックへ相談することが大切です。

まぶたのたるみ治療は、眼科や形成外科、美容形成外科で診察を受けられます。見た目をきれいに仕上げたいのであれば、美に特化した施術をしてくれる美容形成外科を受診するほうが良いかもしれません。