埋没法
切らないまぶたのたるみ治療として人気の埋没法ですが、クリニックによって使用する糸や針、縫合術などが異なるため、さまざまな名称で呼ばれています。
基本的には、使用する糸の本数によって1点どめ、2点どめ、3点どめ…といった種類に分類されており、片目に留める糸の数は目の状態によって1本から最大で4本となっています。
最近ではクリニック独自で開発した糸などで施術をすることで、従来の埋没法よりも持続性のある施術となっています。
デザインする二重の幅や目の形状、たるみの状態に合わせて、縫い幅を調整しながら適切な場所に糸を埋め込んでいきます。糸の本数は施術名称だけでは判断しにくいため、針穴を開ける数をきちんと確認しておくことが大切!
埋没法の場合、同じ術式でも結び目の位置や数によって個々で効果が異なり、糸を何本埋め込むかは、たるみの状態や目の形などの個人差が影響するため、確実な効果を得るためには、まぶたのたるみ治療に関して熟知しているドクターのもとで、診察を受けることをおすすめします。
メリット
デメリット
切開は無いものの糸を皮膚に通すため、施術当日は腫れぼったい感じはありますが、術式によってはほとんど腫れや赤みが目立たない人もいるため、術後の症状に関しては体質によってかなり個人差があります。
傷や腫れが出た場合でも2~3日くらいで落ち着き、内出血が見られた場合でも1週間程度で治まります。施術時間は15~30分程度となっており、術後の状態が安定し予定していた二重のラインが完成するまでには2~3ヵ月かかるようです。
切らない施術と言っても術後当日は、目の周りが敏感になっているので入浴は控えてシャワーなどで軽く済ませるようにしましょう。
アイメイクは施術後2日目から行うことが出来るようになるため、多少腫れていてもメイクでカバーすることが可能です。糸が入っている部分に慣れるまでは、1ヵ月ほど違和感がある人もいるようですが、徐々に皮膚が馴染んでくるので、突っ張ったりするような感じも無くなってきます。
埋没法は、留める回数や使用する糸、保証制度の有無などによって金額に違いがあります。平均すると両目で8万円程度となっており、麻酔などのオプションを付けたりするとさらに金額が高くなります。